「あなたの足が変だとすれば、それは靴が悪いからです」。貧農の息子に生まれ、一代で"フェラガモ帝国"を築いた男の、良い靴作りへの執念
夢の靴職人
この人は本当に靴が好きなようです。フェラガモは本物の靴職人だったのです。
フェラガモの名前は知ってましたが、まさかこんなに苦労なさっていた方だとは知りませんでした。
このような人が世の中にはいるものなんですね。
小学生のころから靴つくりの仕事に興味をもち、特に学んだわけでもないのに妹たちの洗礼用の白い靴を作ってしまったというのですからやはり天才。
靴の修理屋となってもリスクはなく、お金にも困らないのですが、彼はそれでは嫌だったのです。
アメリカでも靴や人の足を勉強し、手で作らなければ良い靴はできないと機械大量生産に背を向けました。
本物の芸術家です。
不撓不屈の精神で、自分の作品を作り続けた人です。
フェラガモはお客の足を見ただけで、その人の歩き方の癖を見抜き足に合った靴を作り出したといいます。
そして、様々な足のトラブルを抱えた方に問題を解消する靴を提供しました。
フェラガモという人物の人生や哲学なども興味深いですが、やはり足にあった靴選びであり足をいたわることの大切さだということを再認識させてくれることが素晴らしいです。
現代では欠かせない「靴」ですが、流行やブランド、価格などで安易に選んでしまいがちです。
いい靴の選び方など一般の靴の選び方などの本には載っていない独自の見方もあり、靴好きな方には特にオススメです。
現代人には偏平足など、足のトラブルも多いですからね。
また、オードリーヘップバーンなど同世代の有名人顧客の写真も満載で、写真集としても良い本です。
少し値段は張りますが高価な靴を買って失敗することに比べれば安いものですし。
夢の靴職人 フェラガモ自伝
フェラガモ
posted by フェラガモ at 14:52
| 夢の靴職人―フェラガモ自伝
